中国粉ミルク汚染

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2008年、中国の大手乳製品メーカーの粉ミルクや乳製品に有害物質のメラミンが混入。乳幼児に死者も出た。[関連情報]

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中国粉ミルク汚染の発端

2008年9月8日、甘粛省蘭州市の中国人民解放軍第一医院の李文輝医師が6月28日以来、同病院で1歳未満の乳児14人が多発性腎臓結石の治療を受けたことを明らかにした。中国では2003年から04年にかけて、安徽省で生産された劣悪な品質の粉ミルクが原因で、同省内だけで10人以上の乳児が死亡した事件が発生し、「毒ミルク事件」として大きな問題になっていた。

またも「毒ミルク事件」か、乳児14人が腎臓結石(2008年9月9日)

日本での影響

丸大食品が中国で生産した総菜や菓子にメラミンに汚染された牛乳が使われている可能性があるとして、国内向けに出荷した5つの商品を自主回収すると発表した。
厚生労働省は、関係業界団体に当該製品等の自主回収に協力するよう働きかけるとともに、当該製品や原材料の有無について点検を行うよう要請。

中国での影響

国外での輸入規制の強化

欧州委員会は25日、以前から輸入を禁じていた中国製の牛乳やヨーグルトなどの乳製品以外に、一部の中国製食品の輸入禁止などを含む予防対策の導入を決定。中国製の乳製品をわずかでも含む乳幼児向けの食品すべてを禁止に。一般向け製品でも、乳分を15%以上含む全中国製品については、市場に流通する前に抜き打ち検査で安全を確認する案も検討。
輸入禁止などの措置を取ったのは十数か国だが、中国国外で健康被害が報告されたのは、香港での5例のみにとどまっている。

国外へ買い出し客が殺到

中国の消費者は安全を求め日本や香港で粉ミルクを買い求めた。

乳製品から続くメラミンの検出

シンガポールでメラミンが検出された「大白兎(White Rabbit)」ブランドのミルクあめを製造販売する食品会社、冠生園(Guanshengyuan)は9月26日、中国国内での同製品の販売を一時中止すると発表した。当局の調査を経て、安全が確認された後に再開するとしている(AFPBB News)。
メラミンが検出された「大白兎(White Rabbit)」ブランドのミルクあめ
左の写真は中国・四川省成都のスーパーマーケットで、セールに出されたミルクあめ「大白兎(White Rabbit)」のそばにたつ店員(2008年9月26日撮影)。(c)AFP/LIU Jin
右の図は、メラミンが検出された「大白兎(White Rabbit)」ブランドのミルクあめについて示したもの。

混入していたメラミンとは

無色固体の有機窒素化合物で、耐熱性、耐水性に優れ、食器やボタンなどに使われるメラミン樹脂の主原料。毒性は低いが、大量に摂取すると腎臓やぼうこうに結石ができる場合がある。中国では、「伊利集団」ほか大手乳業メーカーら二十数社の粉ミルク製品からメラミンが検出され、同じ粉ミルクを使っていた乳児14人が腎臓結石を患っている。(All About ガイド記事「汚染牛乳の元凶・メラミンとは?」(2008年9月22日)より)

メラミンが混入した原因

そして1年…

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