スポーツ選手による被災者支援

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東日本大震災の被災者のために、多くのスポーツ選手が支援活動を行っている。[関連情報]

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支援の動き

公益財団法人日本オリンピック委員会

野球

チャリティー
選手による支援
[写真]ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)とのオープン戦前に、スタジアムで東北地方太平洋沖地震の被災者に向けた募金活動を行うボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の(左から)田沢純一(Junichi Tazawa)、 正田樹(Itsuki Shoda)、松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)、岡島秀樹(Hideki Okajima、2011年3月14日撮影)。(c)AFP/Getty Images/J. Meric
復興支援試合を開催
プロ野球の日本代表が東日本大震災の復興支援試合として2012年3月10日に東京ドームで台湾代表と対戦することが発表された。

サッカー

[写真]試合後、「You'll never walk alone(一人じゃない)」と書かれた日の丸を掲げた長友佑都(Yuto Nagatomo、2011年3月15日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL

ゴルフ

モータースポーツ

公営ギャンブル

チャリティーイベントを行う競輪選手
チャリティーイベントを行う競輪選手

スポーツ界の被災者支援と問題点

スポーツ界の被災地支援の輪が広がっている。試合会場での募金活動や、チャリティーマッチの開催、避難所慰問など、その活動はさまざまだ。だが同時に、震災によって競技場が被害を受け、競技中止や延期などの影響、深刻な電力不足の中でナイターを行うことの是非など、問題も浮き彫りになった。スポーツ界が被災者へどのような形で支援をできるのか、さまざまな意見を収集。

プロ野球界の葛藤、どのように貢献できるのか

タイトル本文より抜粋著者・媒体・掲載日
勇気」ではなく「義援金」を!球界が果たすべき、本当の復興支援。球界は「勇気を与える」などというおためごかしではなく、本当に復興支援のために徹底したお金集めに取り組んでほしい。ファンは球場に行くことが復興支援につながり、球団と選手も一人でも多くのファンを集めることが被災地への具体的な援助へとつながる。実質的に何をしてくれるのか。被災地が待ち望んでいるのは、明るい活力ではなく、やっぱり食べ物であり、ガソリンであり、復興に向かったときの住むべき家であるはずだ。それを支援する。球界としてやらねばならないことは、まずそういうことであるはずだ。鷲田康・Number Web(2011年3月19日)
野球界を牛耳る読売ジャイアンツとナベツネにモノ申す渡辺恒雄会長は第二次世界大戦直後と今現在とを強引にリンクさせている。「開幕戦を延期しろとか、プロ野球をしばらくやめろ、とか俗説もありましたが、戦争に負けた後、わずか3か月で選手、監督の方から『試合をやりたい』という声が上がってプロ野球が始まったという歴史がある。あらゆる努力をする。その努力の源泉は明るい活力。明るい活力を持って国民大衆に示すことができるのはプロの選手たち。選手が全力でフェアプレーで緊張した試合をし、観衆が元気を持ってくれれば生産性が上がるんです」中盤の「活力」うんぬんの部分に関しては私も賛同できるし、この「論」でも条件つきで日本代表戦の開催を訴えた。しかし、被災地の状況を鑑みれば今はプロ野球を連日のようにテレビ観戦するどころではないし、何よりも首都圏で試合を開催することに強烈な違和感を覚える。藤江直人・スポーツタイムズ(2011年3月20日)
ナイター自粛、猛暑、球場変更……。NPB試合日程発表の衝撃と問題点夏場に計画停電が実施されて、ナイターやドーム球場での試合を自粛すれば、12球団の経営は大きな打撃を受けるはずである。そうした経済的背景の中で生き残っていくためには、経営者も選手も、大きな覚悟が必要だということだ。例えば昨年、選手会は選手とファンの健康管理面から夏場のデーゲーム自粛を求めていた。しかし、電力問題で夏場のナイターが難しいということになれば、真夏の真昼の試合を受け入れることも必要だろう。熱中症などファンの安全確保からデーゲームが難しければ、球団は電力事情のいい地域に主催試合を移したり、日程を間引きして全体の電力消費量を減らすなどの工夫も必要かもしれない。鷲田康・Number Web(2011年4月8日)
スタジオパーク「復興支援を プロ野球開幕」節電対策の一環として、今シーズン、延長戦は試合時間が3時間半を超えたら新しい回に入らないことになった。ただ、試合時間そのものの短縮が必要。去年の公式戦、9回終了試合の平均時間は3時間13分。近年、プロ野球では、「9回で3時間以内」を目標に、試合時間の短縮に取り組んでいるが、達成できていない。説明によれば、目標を達成すれば、およそ18万5000キロワット時の節電効果があるという。東京ドーム4試合分以上になる計算。ちなみに今年のセンバツ高校野球の平均試合時間は1時間58分。時短の余地はありそう。攻守交代では全力疾走、ピッチャーは15秒以内に投球するなど、試合中の取り決めが既にある。ぜひ徹底して欲しい。内山俊哉・NHK解説委員室ブログ(2011年4月8日)

慈善試合でサッカー界が被災地に届けたモノ

タイトル本文より抜粋著者・媒体・掲載日
三浦「カズダンスで日本中を明るくできたらいい」僕らはサッカーでメッセージを送り続けるというのが役目だと思うし、今回のことがあっていっそう(そういう思いが)強くなったと思う。これだけ素晴らしい仲間が集まって、これだけ大変な時にヨーロッパからも、みんなが1つの気持ちになって集まってというのは素晴らしいことだと思います。スポーツナビ(2011年3月30日)
ありがとう、キング!魂のゴールとカズダンスに涙した夜国際Aマッチではないにもかかわらず駆けつけた、12人もの海外クラブ所属選手。小笠原や関口はコンディションが十分でないにもかかわらず、必死にボールを追い続けた。サッカーというスポーツがもつ力がピッチの上に凝縮され、大阪から東北地方を含めた日本中、そして全世界へと発信された。カズ「僕自身も勇気をもらいました。こうしたことは続けていかなければならない。今日をスタートとして、これからもずっと貢献していかないといけないと思っている」ありがとう、サッカー。ありがとう、カズ。藤江直人・スポーツタイムズ(2011年3月30日)
東北が生んだ天才、小笠原が奮闘中!!被災地の鹿島がJ再開に期するもの。小笠原は震災の後、チームが一時解散になると居ても立ってもいられずに岩手に向かった。車に自ら用意した支援物資を積み込んで1日がかりで移動し、大船渡市や夫人の実家がある陸前高田市で避難所を慰問した。「行かないで後悔するのは嫌でしたから」と、彼は言った。自身のトレーニングを後回しにして、被災地の光景を目に焼き付けてきた。大阪で行なわれた日本代表とJリーグ選抜のチャリティーマッチに小笠原はいた。十分なトレーニングが積めていないことは一目で分かった。シーズン真っ只中の欧州組とのコンディションの差は歴然で、シーズン中には見られないような信じられないミスもあった。しかし筆者は、ゴールを挙げたカズ以上に小笠原のプレーに心を打たれた。体が重かろうが、ひたむきにボールを追い、守備をして味方につなげようとした。被災地のことを思い、決してあきらめようとはしなかった小笠原のプレーは、テレビを通じて試合を見た被災者の心に響いたに違いなかった。二宮寿朗・Number Web(2011年4月18日)

被災した釜石のラグビーや、格闘技界、競馬界などは

タイトル本文より抜粋著者・媒体・掲載
【ラグビー】大漁旗に込めた思い。釜石SWが市民と歩む復興の道釜石の避難所などから約160人がバス5台、2時間をかけて駆け付けた。田んぼに囲まれた球技場は2400人の観客で埋まった。おじいちゃん、おばちゃんも、子どもたちも声を枯らし、「おらがチーム」を応援した。復興イベントとして企画され、日本選手権7連覇を果たした『北の鉄人』や日本代表OBも全国各地から集まった。東京から松尾雄治さん、福岡からは森重隆さん、元ジャパンの林敏之さん、本城和彦さん。豪華なメンバーがならぶ。松尾さんは復興支援組織の『スクラム釜石』のキャプテンを務める。伝説の名SO曰く。「釜石って、ほんと、結束力があるねえ。ラグビーって特別だ。これで釜石の人々も、釜石SWの連中も元気になればいいんだ」松瀬学・スポルティーバ(2011年5月16日)
【月刊・白鵬】被災地のために。相撲界だからこそできることが見えてきた幕内力士20人を含む総勢100人の協会員とともに、震災からの一日も早い復興を祈って、巡回慰問に行ってきました。被災地の方々にちゃんこをふるまって、多くの方々と交流させていただきましたが、そこで改めて、これから私たち力士がやっていくべき方向性が見えてきたような気がします。日本の伝統文化を担う力士だからこそ、できることはたくさんあるはず。巡業のような形で被災地に出向き、相撲をお見せするなどもそのひとつです。今だけでなく、将来を見据えていろんなことやっていきたい武田葉月・スポルティーバ(2011年6月14日)
杉浦の言い分とみのるの言い分杉さんは、「今の状況では物資を届ける方が現実的」と言う発言をしました。それに対してみのるは「東北で苦しんでいるプロレスファンの心を助けるのは水じゃねぇ食い物じゃねぇプロレス何だよ」と反論しました。だけど、これは、どちらも正論なのかもしれません。どちらが間違っているとは言えません。「プロレスで元気と勇気を」と言うのは解りますけど今の被災地はそれどころではないでしょ?(中略)「頑張れ」とは簡単には言えないと思う。まだまだ娯楽を楽しむ余裕はないと思いますからね。だから、杉さんの言い分もみのるの言い分も正論なのです。真潮桜・「躓いて転んでも また 立ちあがればいい」 (2011年3月28日)
社会のために競馬ができること被災された人たちのためになにをすべきなのか、なにができるのかを、騎手会全体で考えて行動した3日間競馬。ボクらが労働の対価としていただいている騎乗手当の中から、ひと鞍乗るごとに3000円を義援金にするというのは、平凡かもしれませんが全員の気持ちを込めてのものでした。復興にはかなりの時間がかかりそうですから、一過性の行動で終わらせるわけにはいきません。武豊・「武豊オフィシャルサイト」(2011年3月22日)

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