睡眠と健康

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理想的な睡眠時間は7時間と言われるが現実は平均5時間程度。ゲームや塾による子どもの睡眠障害も問題化。[関連情報]

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睡眠に係わる現状と課題

  • 健康づくりのための睡眠指針検討会報告書 - 睡眠不足や睡眠障害等の問題は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響する。また、こころの病気の一症状としてあらわれることが多く、注意が必要。特に無呼吸を伴う睡眠の問題は高血圧、心臓病、脳卒中の悪化要因として注目されている。事故の背景に睡眠の問題があることも多く、社会問題にもなっている。厚生労働省
  • 21世紀における国民健康づくり運動 - 「基本方針」、「現状と目標」、「対策」など。

睡眠時間データ

睡眠時間の変化

ライフスタイルの変化やストレスの増加などにより、睡眠時間が少しずつ削られてきている。全国の成人を対象にした調査では、不眠症状がある人は全体の21%。日中の強い眠気を感じている人は15%にも及ぶ。All About 「睡眠、快眠の基礎知識」(2009年4月1日)

残業と睡眠時間

週40時間勤務で残業がない人は、睡眠を平均7.3時間とっているが、残業時間が1ヶ月に80時間、つまり1日あたり3.5時間では、睡眠時間が平均6時間に減る。さらに、残業時間が1ヶ月に100時間、つまり1日あたり4.5時間になると、睡眠時間は5時間しかなくなる。(All About「不眠・睡眠障害」ガイド記事「働く人の睡眠が危ない!? 快眠で能率アップを目指せ」(2009年11月12日))

交代勤務と睡眠時間

交代勤務や深夜勤務をしている人は、地球の昼夜のリズムと覚醒・睡眠のリズムがずれているため、いろいろな症状が出やすくなる。特に勤務スケジュールと関連して、一時的に強い眠気に悩まされたり不眠を訴えたりする睡眠障害を、「交代勤務性睡眠障害」と呼ぶ。All About「不眠・睡眠障害」ガイド記事「交代勤務、特に夜勤で働く人の睡眠障害と改善法」(2010年1月25日)

増加する睡眠障害

睡眠障害(睡眠の病気)とは

種類は100種類近くもあり、増加している。快眠のための試みが有効でないとき、不眠や日中の眠気が1か月以上続くとき、何らかの睡眠障害に罹患している可能性がある。

睡眠時無呼吸症候群

眠っている間に呼吸が止まる状態が繰り返される病気で患者は成人人口の2〜4%とされる。

睡眠に関する意識調査

快眠のコツ

寝室の環境

快眠のためには、寝室を睡眠に最も適した環境に整えることが大事。温度、湿度、明るさ、音、寝具など、さまざまな面から理想の寝室に近付けていくと、快眠が約束される。
All About「睡眠」ガイド記事「睡眠環境・寝室・ベッドの工夫」

枕の高さ

仰向けに寝て、額と鼻の先端を結んだ線が床に対して5度の角度になっているとき、首のカーブは立っている状態と同じになる。これが最適な枕の高さを決める1つの目安であり、この寝姿を保てる枕が良い枕になる。
All About「睡眠・快眠」ガイド記事「もう悩まない! 枕の最適な高さの決め方」(2009年3月25日)

熱帯夜に負けない快眠法

暑くて寝苦しい夏ほど、質のよい睡眠をとる必要がある。快眠につながる夜の過ごし方として、眠る時刻の1〜2時間前に入浴することが効果的。体温がいったん上がった後、体が冷めてくるときに眠気が強くなる。寝床につく予定時刻のしばらく前に、38〜40℃のぬるめのお湯に20〜30分つかるとよい。入浴はリラックス効果も期待できる(All About 「今すぐできる、熱帯夜に負けない快眠法」(2009年7月23日))。

脳と眠りの関係

脳科学者の茂木健一郎さんによると、良い睡眠をとると、脳が活性化される。眠りの周期は、個人差はあるが約90分。浅い眠りから深い眠り、そしてまた浅い眠りへ、というサイクルを繰り返す。この眠りを妨げない環境づくりが、脳の働きにとっても大切。睡眠時には母親の胎内にいたときの条件とほぼ同じ「適度に暗いこと・適度な暖かさがあること・肌触りがよいこと」が大切(All About「正しく寝ると賢くなれる 眠ろう、NIPPON!!」(2009年1月24日))。

安眠の大敵、トラウマを克服

アメリカの安眠財団(The National Sleep Foundation)では、トラウマがなぜ安眠を邪魔するのか、そしてそれを避けでよい睡眠を得るためのアドバイスを行っている。

アミノ酸「グリシン」の効果

グリシンは、人の体内でも合成できる非必須アミノ酸なので、通常の生活をしていれば不足することはほとんどないが、睡眠の質を改善する、日常の睡眠に不満を感じていない人でも睡眠時間を十分に取れないときには、グリシンを摂ると効果が。(All About「睡眠の質を良くするアミノ酸・グリシンの効果」(2009年12月9日))

照明の選び方

睡眠のタイプ

睡眠についてのQ&A

睡眠と記憶

2語一組の単語を20組暗記し、12時間後に別の単語20組を覚える実験が行われた。睡眠グループは2回の記憶課題の間に睡眠をとり、覚醒グループは睡眠をとらなかった。2回目の記憶を行った後に、初めの単語の組についてテストすると、睡眠グループのほうが覚醒グループに比べて、明らかに多くの単語を覚えていた。この実験から、睡眠によって記憶が脳に残りやすいことが明らかになった。
All About「睡眠」ガイド記事「記憶力を高めるには、質の良い睡眠をとることが大事」(2009年12月19日)

睡眠と肌

人は眠っている時に、日中に受けたダメージや疲れなどから回復させる機能を持っている。深い眠りのノンレム睡眠時に、成長ホルモンが放出されるが、この成長ホルモンは肌の回復機能を発揮する。
All About 「肌と睡眠のいい関係」(2009年9月29日)

睡眠と高血圧

睡眠時間と高血圧の関係を調べると、32〜59歳で平均睡眠時間が5時間以下の人が、高血圧になりやすい。つまり、若者や高齢者では少しくらい睡眠時間が短くても高血圧にはなりにくいが、中年層では睡眠不足だと高血圧になりやすい。また男女の違いでは、睡眠時間が5時間以下の女性は、7時間の人に比べて高血圧である割合が1.7倍。しかし、男性にはこの様な傾向は見られない。
All About「不眠・睡眠障害」ガイド記事「食事制限だけではダメ? 睡眠と高血圧の関係」(2010年5月18日)

睡眠を求める身体からの「シグナル」

Garbagenews記事寝不足を知らせる6つのサイン では海外誌Men's Health.comによる「寝不足状態で生じる症状」の6事例を紹介している。
  • 昼食時でも空腹感がない
  • 集中力の欠如
  • 短期的記憶力の低下
  • コミュニケーション能力の低下
  • 運転中の睡魔
  • 免疫力低下による吐き気

子どもと睡眠

成人の場合、睡眠時間は24時間の約3分の1の7〜8時間が理想的です。ところが子どもの場合は成長しなければならないので、睡眠時間は長く必要です。

関連トピックス

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