院内感染・集団感染

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病院や老人福祉施設での集団感染問題や対策。[関連情報]

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院内感染とは

医療機関内で患者や家族、医療従事者、医療器具などを通じ、ある感染症が他の患者に感染すること。多くの場合、原因となる微生物が薬剤耐性だったり病原性の低い微生物で、いわゆる日和見感染症の1つ。近年、特に問題なのはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による院内感染。また、抗生物質に耐性のVRE(バンコマイシン耐性腸球菌)も問題になっており、感染すると治療が難しい。
(1)「内因性院内感染」=体内に持っていた常在細菌が、抵抗力の低下と共に発病する。
(2)「外因性院内感染」=院外の人や他の利用者から伝染し、感染する。
(3)「日和見感染感染」=抵抗力が衰えると、健康な人には病気を起こさない病原性の弱い病原体による感染が起こること。

どのように感染するのか

感染の種類感染経路病原菌やウイルスの種類
接触感染保菌者の皮膚や粘膜などに触れたり、食器や衣類などに間接的に触れることで感染する多剤耐性菌(MRSA…)・腸管出血性大腸菌0157・赤痢菌・疥癬(かいせん)
飛沫感染病原体が保菌者のクシャミ・咳などで飛ばされ感染するインフルエンザウイルス・風疹ウイルス・マイコプラズマ・髄膜炎菌
空気感染空気中に浮遊した病原体を吸い込むことで感染する麻疹ウイルス・水痘ウイルス・結核菌

院内感染の対策

院内感染は、人から人へ直接、又は医療器具等を媒介して発生する。特に、免疫力の低下した患者、未熟児、老人等の易感染患者は、通常の病原微生物のみならず、感染力の弱い微生物によっても、院内感染を起こす可能性がある。このため、院内感染防止対策は、個々の医療従事者ごとに対策を行うのではなく、医療施設全体として対策に取り組むことが必要である。

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