奈良県の医師宅放火殺人を取り上げた草薙厚子さんの本について、関係者の供述調書の大量引用が問題となった。[関連情報]
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供述調書漏えい事件の概要
- 鑑定医供述調書漏えい事件 - 子ども文化総合研究所(2009年2月28日)
時系列
| 日 付 | 摘 要 | |
|---|---|---|
| 2006年 | 6月 | 奈良県田原本町で母子放火殺人事件が発生 |
| 2007年 | 5月21日 | 『僕はパパを殺すことに決めた』刊行 『僕はパパを殺すことに決めた』について - 講談社(2007年10月17日) |
| 9月14日 | 奈良地方検察庁による強制捜査が行われる | |
| 10月14日 | 秘密漏示容疑で長男を鑑定した京都市の精神科医を逮捕 | |
| 11月30日 | 講談社が出版の経緯や意義などを調査、検証する第三者調査委員会を設立すると発表 | |
| 四国新聞|47NEWS | ||
草薙厚子さん
- 無罪判決を確信―― 論告求刑を受けて - 資料提供行為は、少年の社会復帰のためであり、社会のため。草薙厚子の“のほほん”事件簿(2009年2月26日)
草薙厚子さんについて
- 草薙厚子の"のほほん"事件簿 - 本人のブログ。取材源の秘匿を解除した理由など
- 僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実 - カスタマーレビュー。Amazon.co.jp
講談社の見解
- 講談社から皆様へ『僕はパパを殺すことに決めた』「調査委員会報告書」ならびに「講談社の見解」発表にあたって - 講談社(2008年4月9日)
医師が問われている罪
秘密漏示罪
刑法 第134条 医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
公判関係
第一審 奈良地裁(石川恭司裁判長)
| 日 付 | 摘 要 | |
|---|---|---|
| 2008年 | 4月14日 | 第1回公判 |
| 5月1日 | 第2回公判 | |
| 5月29日 | 第3回公判 被告側が草薙さんを厳しく批判 | |
| 12月17日 | 第4回公判 | |
| 2009年 | 1月14日 | 第5回公判 (証人尋問) 「情報源は崎浜医師」草薙さんが認める |
| 1月27日 | 第6回公判 (証人尋問、被告人質問) 「いまも後悔していない」崎浜被告 | |
| 2月24日 | 第7回公判 (検察:論告求刑、弁護側:最終弁論) | |
| 4月15日 | 第8回公判 (判決) 懲役4月、執行猶予3年(求刑懲役6月)の有罪判決 | |
| 47NEWS | ||
控訴審 大阪高裁(小倉正三裁判長)
| 日 付 | 摘 要 | |
|---|---|---|
| 2009年 | 10月27日 | 第1回公判 弁護側は改めて無罪を主張、検察側は控訴棄却を求めて即日結審 |
| 12月17日 | 第2回公判 (判決) 懲役4月、執行猶予3年を言い渡した1審判決を支持、控訴を棄却 | |
上告審 最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)
- 調書漏えい、鑑定医の有罪確定へ=奈良の医師宅放火殺人−最高裁 - 時事通信(2012年2月15日)
判決状況
| 審 理 | 検察求刑 | 判 決 | 裁判所 | 判決日 |
|---|---|---|---|---|
| 第一審 | 求刑懲役6月 | 懲役4月、執行猶予3年 | 奈良地裁 | 2009年4月15日 |
| 控訴審 | − | 控訴棄却 | 大阪高裁 | 2009年12月17日 |
| 上告審 | 上告棄却 最高裁判例(PDFファイル) | 最高裁第2小法廷 | 2012年2月13日 |
放火事件の概要
2006年6月、奈良県田原本町の医師宅が全焼し、妻子3人が死亡した事件。16歳だった医師の長男が放火、殺人容疑で逮捕され、家裁の少年審判で中等少年院送致となった。
- 奈良・母子放火殺害 - kotobank
少年法の精神とは
第二十二条 審判は、懇切を旨として、和やかに行うとともに、非行のある少年に対し自己の非行について内省を促すものとしなければならない。 2 審判は、これを公開しない。 3 審判の指揮は、裁判長が行う。
識者の見方や意見
- 「僕パパ〜」草薙厚子証言についての感想 篠田博之(『創』編集長) - 月刊「創」ブログ
- 少年事件の調書漏洩で逮捕:報道の領域に踏み込む捜査機関 - 江川紹子ジャーナル
- 調書流出事件に関する江川紹子さんの意見について - 元検弁護士のつぶやき
- 草薙厚子を擁護する! - 有田芳生の『酔醒漫録』
取材源明示への波紋
取材源の秘匿
もし、身分を失う危険がありながら取材に応じてくれた人がだれかを明かしてしまったら、その後、記者は信用を失います。そうなると、多くの悪事が隠されたままになり、みんなが暮らす社会全体にとってよくありません。
こどもアサヒ「記者の大原則「取材源の秘匿」が危機」
- 取材源の秘匿とは - kotobank
関連トピックス
最新の主なトピックス
「鑑定医の供述調書漏えい事件」についてのつぶやき
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- 2012/02/15 21:55:41
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- oncyama
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- 2012/02/15 21:34:04
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