金融商品取引法

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2006年に証券取引法を改正して成立。株式や債券市場の透明性を高め、有価証券報告書の虚偽記載の罰則も強化。[関連情報]

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金融商品取引法(金商法)

有価証券の発行および金融商品等の取引等を公正にし、有価証券の流通を円滑にするほか、資本市場の機能の十全な発揮による金融商品等の公正な価格形成等を図る法律。企業内容等の開示の制度を整備するとともに、金融商品取引業を行う者に関し必要な事項を定め、金融商品取引所の適切な運営を確保する。俗に日本版SOX法と呼ばれる規定も含まれる。
金融商品取引法は、以下の4つの柱からなり「包括化・横断化」、「柔軟化(柔構造化)」、「公正化・透明化」および「厳正化」がキーワードになる。
投資性の強い金融商品横断的な投資者保護法制(いわゆる投資サービス法制)の構築
開示制度拡充
取引所自主規制機能の強化
不公正取引等厳正な対応
金融庁

規制対象商品

国債国が発行する債券こと。国債情報財務省
地方債都道府県、市町村等の地方公共団体が発行する債券のこと。地方債情報(財)地方債協会
社債一般の株式会社が発行する債券で、普通社債および新株予約権付社債がある。東京証券取引所
株式会社の自己株式のこと。東京証券取引所、株式
投資信託投資家から集めた資金を一つにまとめて、専門家が分散投資を行い、その運用成果を分配する「金融商品」のこと。投資信託情報(社)投資信託協会
信託受理権全般投資信託に係る信託契約に基づく受益権を表示する証券のこと。
集団投資スキーム持分一般の消費者から広く金銭を集め、何らかの事業・投資を行い、その収益を出資者に分配する仕組みのこと。金融庁
様々なデリバティブ取引先物取引、スワップ取引、オプション取引の総称。

内部統制報告制度

実務の現場では、一部に過度に保守的な対応があるという指摘を踏まえ、企業等に過度のコスト負担をかけることなく、効率性と有効性のバランスをとりながら整備することを目指し、質疑応答集を公開。

2006年の改正点

  • 金融機関の営業員の強引な勧誘などから消費者を保護することなどを目的に、今まで金融商品ごとにばらばらだった法体系が統一され、共通の勧誘・販売ルールが規定された。対象となる金融商品は、株式や債券、外貨建ての金融商品、投資信託、変額個人年金保険など、元本割れの可能性のあるほとんどの金融商品である。All About 「投資家保護の法律、霞ヶ関の縄張り争い」(2006年6月21日)
  • 集団投資スキームの持ち分も規制対象に含め、これまで野放しだった投資ファンドは販売、運用会社の名称や所在地などを金融庁に登録・届け出をしなければならなくなった。
  • 金融商品取引法について - 金融庁

施行後の影響

2007年9月30日完全施行した金融商品取引法により、投資家の保護と自己責任が大きく変わった。業者は、顧客の資産状況や運用知識等を把握した上で、販売する金融商品の特徴(リスクや仕組み等)を説明しなければならない。
All About 「銀行の広告がこんなに変わった、どうして」(2007年9月17日)

調査・研究

法令

主な金融商品

主な金融資産

貯金銀行などの金融機関にお金を預けることで利子がつく関連トピック「金融・銀行
債権国に対してお金を貸す関連トピック「国家財政
投資信託投資家としてお金を預ける。利益によって配当を得る関連トピック「投資信託
株式株式会社に出資。業績に応じて配当を得る関連トピック「証券業界
保険備えに積み立てておき、発生したら給付される関連トピック「保険業界
金融庁、文部科学省

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