薬害問題

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サリドマイド、薬害C型肝炎など薬害事件など。薬害エイズでは官僚の不作為に刑事責任が認められた。[関連情報]

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薬害C型肝炎問題

旧ミドリ十字製の血液製剤「フィブリノゲン」などの投与により、C型肝炎ウイルスの発症者が約1万人も発生した。2007年10月に厚生労働省・製薬会社ともに、患者の実名・イニシャルを把握していたにもかかわらず、告知しないまま放置していたことが判明した。
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被害者救済法

薬害C型肝炎訴訟をうけて、被害者全員を一律に救済する「C型肝炎被害者救済給付金支給法」が2008年1月11日に国会で成立(議員立法)。法律の前文には、政府が「甚大な被害が生じ、その被害の拡大を防止し得なかった」責任を認めて、「感染被害者及びその遺族の方々に心からおわびすべきである」とする文言が記載された。(条文リンク先:法なび法令検索)

薬害エイズ問題

1980年代前半、血友病の治療に使われていた輸入品の非加熱血液製(血液の中から止血作用がある成分を抽出してつくった薬)にエイズウイルスが混入していたため、患者が感染。当初から危険性を指摘する声があったにもかかわらず投与が続けられ、感染者約1,800人、死亡者500人超の惨事に発展し、また、ほとんどの患者はC型肝炎ウイルス(※2)にも重複感染した。当時の医(元帝京大学副学長)・業(旧ミドリ十字)・官(旧厚生労働省)による「複合的過失」が原因として世の批判を浴びる中、官の「不作為(積極的な対応をとらない)」がクローズアップされた。
エイズウィルス(HIV)に感染した血友病患者らが、1989年に国と製薬会社を相手取り損害倍賞を求める訴訟を起こしたが、1996年3月29日、東京・大阪両地裁の提示した和解勧告に双方が応じた(All About「過去最多! 日本人男性の「エイズ」事情」(2007年5月28日)・goo辞書)。

サリドマイド

日本では1958年1月から睡眠薬や神経性胃炎の薬として販売され、特に「妊婦にも安全」と宣伝したために妊娠時のつわりに使われ、手や耳の先天性障がいを受けた子どもが多数出生した。1962年9月18日に販売を停止。日本での被害者は309人。被害者やその家族が1963年から国や製薬会社を被告とする損害賠償請求訴訟を起こした。1974年10月に原告団と厚生大臣(当時)および製薬会社との間に和解が成立した。

安全管理策の実施を条件に販売が再開

厚生労働省は2008(平成20)年10月3日、本剤の製造販売・管理・使用等にあたっては、「サリドマイド製剤安全管理手順」を適正に遵守すること等を承認条件とし「再発又は難治性の多発性骨髄腫」治療薬として、サリドマイドの製造販売を承認。

イレッサ訴訟

肺癌に対する治療薬として用いられたゲフィチニブ製剤、「イレッサ錠250」の副作用により死亡した患者の遺族らが国と製薬会社(アストラゼネカ)を相手取って起こした訴訟。

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