F-15は、1972年に初飛行した、米空軍の本格的な制空戦闘機。別名イーグル。2013年3月現在、航空自衛隊では全国8個の飛行隊と、その他の飛行教導隊などに約200機配備されている。
退役するF-4ファントムII
F-4は1971年に配備が始まり、81年までに140機を導入。82年から改修型に移行し、さまざまな延命措置が講じられたものの、運用寿命が近づきつつある。2009年3月末時点では装備機数は73機に減少。当初、2009年度までに後継機種を定めて新型7機を調達する予定だったが、航空自衛隊はF-22の導入にこだわり、FX計画そのものを先送りした。老朽化したF-4を順次退役させていけば、現行の防空体制に穴が空く可能もある。(時事通信「
迫るFX選定のタイムリミット」などより)
ステルス性能やスーパークルーズ(超音速巡航)能力を持ち、諸外国在来の戦闘機を圧倒的に凌駕するとされる。現時点では輸出は法律で禁じられている。米議会が追加調達を認めず、2011年末での生産終了が確定。
「性能」、「経費」、「国内企業参画」及び「後方支援」の4要素を評価し、次期戦闘機に正式決定(
防衛省、
詳しい選定理由(PDFファイル))。米国防総省と同盟8か国が、米航空宇宙機器大手ロッキード・マーチンと共同で進める計画。耐用年数の向上とコストの抑制を目指している。日本政府が要求する2017年3月までの完成機納入は絶望的な状況と報道された(
47NEWS)が、ロッキード・マーチン社は初期運用試験を16年に前倒しするよう国防総省と協議していることを明らかにした(
産経新聞)。
| 開発参加国 | アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、カナダ、トルコ、オーストラリア、ノルウェー、デンマーク |
| 保全協力パートナー | イスラエル、シンガポール |
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ボーイング社が2009年3月17日に発表した、F-15の最新バージョン。傾斜付の垂直尾翼、本体に貼り付ける形の追加燃料タンクCFT、CFTに内蔵される形の兵装、ステルス性を備えるなど、内部設計も大きく変更されている。ミサイル発射実験も含めた飛行テストを2010年第1四半期までに実施する予定。F-22などの第五世代戦闘機をコスト的・政治的要因から購入できない海外向けに販売するとボーイング社では説明しており、日本に向けての売り込みも報じられている。
米海軍が運用する次世代主力戦闘機。設計に組み込まれたステルス性を持ち、APG-79 AESAレーダ‐等、最新のセンサーシステムが搭載されたマルチロール戦闘機。F/A-18Fをベースにした派生型EA-18Gは米軍唯一の電子戦機。2007年にオーストラリア空軍が24機のF/A-18Fを購入している。
オーストラリア空軍が導入
2011年12月、F/A18-E/Fを4機追加。オーストラリア空軍が発注済みの最新型ブロック2バージョンのスーパーホーネット24機全機は、レイセオン製アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダー、その中でも最新型のAPG-79AESAレーダーを装備する。
イギリス・ドイツ・イタリア・スペインが共同で開発した次世代戦闘機。オーストリアとサウジアラビアも導入。すぐれた空戦機能を取り揃えており、先端レーダー追跡装置で20個の目標物を同時に追跡することができる。ただし、F22やF35と比較すると価格は安い(1機3800万ドル、約35億円)が、レーダーに探知されにくいステルス性で劣るとされる。
ユーロファイター計画から脱退したフランスが独自路線で開発を行っている新世代戦闘機。欧米など各国が参入を目指して激しい争奪戦を展開していたインド空軍が次期戦闘機として選定(
AFPBB News、USFL.COM)。
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| 先進技術実証機・心神(しんしん) |
日本が独自に開発を進めている、ステルスタイプの次世代戦闘機。2007年12月に、今後6年間の期間と466億円の費用をかけて開発すると発表された。エンジン・電子機器部分の試作は2009年度までに終え、2010年度からは実証機の製造に着手、2011年度中に完成させて初飛行との計画。All About
「ステルス機「心神」は防衛の要となるか」(2007年12月21日)
ユーロファイター側のデータによれば、現時点で本格的な有事において最も重要な有視界外でのロシア製MiG27フランカーとの空対空戦闘の有効性(勝利の確率)はF-22で91%、ユーロファイターで82%、F-15Eで50%、ラファール(仏)で50%、F-15で43%、F-18+で25%、F-18で21%、F-16で21%である。11 現在、開発中のF-35の空対空戦闘性能に関するデータはないが、F-22とユーロ・ファイターの間に位置すると考えられ、F-35の性能はユーロ・ファイターを大きく引き離すものではないと思われる。
平和・安全保障研究所「次期戦闘機の調達機種提案」
「敵よりも先に発見し、先に(複数の敵機を)撃墜する」というステルス性を備える。
代表的な第5世代ジェット戦闘機(計画段階も含めて)としては、アメリカ合衆国のF-22、YF-23、X-32、F-35、またロシアのI-21 (PAK FA)、中国のJ-XXなどが挙げられる。また、戦闘機として計画されたものではないが日本の心神も第5世代ジェット戦闘機として発展する可能性がある。
ウィキペディア
中国・ロシアの戦闘機開発
| 中国「J-10戦闘機」 | 中国「J-20戦闘機」 | スホイ「PAK FA」 |
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| 中国初のステルス戦闘機 | 第5世代ジェット戦闘機 |
韓国の戦闘機調達
韓国政府が、北朝鮮に対する抑止力強化として米国の無人偵察機RQ-4グローバル・ホークとステルス戦闘機の導入を早めることを決めたと韓国の聯合ニュースが報じている(
AFPBB News)。また、F-35購入に関する協議を進めているともされる(
人民日報)。
各種データ
防衛省の
平成22年度版防衛白書において、
主要国・地域の兵力一覧(概数)が明らかにされている。
ベトナム戦争時におけるアメリカで生まれた構想。限られた予算内で、高性能で価格の高い戦闘機(当時はF-15)に加えて、性能は劣るものの安価な戦闘機(当時はF-16)を組み合わせる。現在のアメリカ空軍でも、ハイ(F-22)とロー(F-35)で用いられている。
ハイ・ロー・ミックスの例
| | ハイ(機体数) | ロー(機体数) |
| アメリカ | F-15 | F-16 |
| F-22(187機) | F-35(1700機以上) |
| 日本(アメリカの提案) | F-35 | F-15FX |
| 時事通信「F22とのハイローミックス」 |
日本の戦闘機生産はライセンス国産の歴史であり、1956年の「F86」に始まり、「F4」、「F15」などで技術を磨いてきた。そして、最終的には日米共同開発となった支援戦闘機「F2」までつながった。ただし、今年度でF2の生産が終了するため、2016年のFXの配備までは長い空白期が生まれる(日本経済新聞「防衛省頼みの限界、日の丸戦闘機の苦境」)。
日本での製造の可能性
日本の航空機産業がどこまで製造に関わることができるかが、日本の生産・技術基盤を維持する上で重要、との指摘がある。
| 機 種 | 状 況 | 発言者(報道) |
| F35 | 日本国内に製造ラインを設置する方針を明らかにした。部品製造や機体組み立てなど生産、整備にあたっては、三菱重工業など国内メーカーと連携する方向 選定された場合は日本国内でエンジンの組み立てを認める意向を固めた | 米ロッキード・マーチンのスティーブ・オブライアン副社長(SankeiBiz)、時事通信 |
| ユーロファイター | ユーロファイターのライセンス生産を認める方針で、「日本側はあらゆる部品の開発・製造に参加でき、ブラックボックスはない」と強調 | BAEシステムズの上級軍事顧問のグレン・トーピー氏(産経新聞) |
| F18 | 日本企業にライセンス生産を認めるメリットも売り込んだ | ボーイング社幹部(産経新聞) |
ライセンス生産とは
航空機やその他の兵器において、製品開発元の企業より認可(ライセンス)を受けて、他の企業がその製品を生産する事。製品の100%を自社生産出来る場合もあれば、企業秘密や国家機密の関係から殆ど認可を貰えず、開発元からそういった部分を購入し、それ以外の部分を生産する場合もある。どちらの場合も元の製品価格より値段が高騰する場合が多々ある。
航空軍事用語辞典++
| 課 題 | 概 要 | ソース |
| 開発の遅れ | 共同開発国のひとつであるオーストラリアが導入を止めるとなると、当然、共同開発プロジェクトにも本腰を入れなくなる。ますます開発が遅れる可能性があるし、調達コストもますます上がるだろう | 日比野庵 本館 |
| 機内搭載兵器の多様化 | 現行の仕様では、短距離空対空ミサイルをウエポンベイに搭載することはできず、主翼下につり下げることになり、ステルス性能が低下するだけでなく、速度や機動性にも大きく影響する | 時事通信 |
| 機体への不安 | 海軍中将が「金属疲労を調べる実験で、亀裂などの不具合が見つかった」と指摘したと報道 | 産経新聞 |
| 選定仮定での疑問 | マイカーを買うのにカタログだけ見て決める人は珍しい。しかし、防衛省では次期戦闘機を飛ばすことなく書面審査だけで決めようというのだ | 選択 |
高性能化する武器は多国間の共同開発(例:アメリカなどが共同開発するF35戦闘機)が主流となっている。(トピックを見る→「
武器輸出3原則」)