医師不足

Yahoo!ブックマークに登録 掲示板:投稿数153

地方や産科で特に深刻。2004年開始の新人医師に指定病院での2年間の臨床研修を義務付ける制度で拍車かかる。[関連情報]

ニュース

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

医師不足の実態

国際比較

OECD(経済協力開発機構)が2008(平成20)年7月4日にまとめたヘルスデータ2008では、人口当たりの医師の数や総医療費、人口当たりの医療費が、日本は主要7か国の中で最下位であることが分かった。
OECD34カ国データ
 (関連)

医師の死亡・休職・退職

医師の7割超が、過重労働による仲間の医師の辞職や休職、死亡を経験していることが、「勤務医の労働環境を考えるシンポジウム実行委員会」が実施したアンケート調査で明らかになった。医師の過重労働を原因とする医療ミスなどについては、回答者全員が「あると思う」と答えている。
(トピックを見る→「労働災害と過労死」)

産科の閉鎖、止まらず

All About「出産医療・産院選び」ガイド記事 では、産科の閉鎖が止まらず、産院選びどころか、まず産院があるかどうかが心配な時代になっているとしている。今後のお産事情の変化については、分娩費用の値上げなどを挙げている。
国立がんセンターの手術数が20%減
2008(平成20)年、国立がんセンターで麻酔科医の半数が相次いで退職し、手術症例数が20%制限されると報道された。ほかにも医師不足で診療制限を迫られている病院は増えている。All About「がん・がん予防」ガイド記事 では、分野によって医師の数に偏りがあることなどを述べている。

女性医師への支援

日本医師会が実施した女性医師勤務実態調査では子どもがいる女性勤務医のうち6割以上が育児休暇を取得した経験がなく、子育て中に勤務時間や勤務日数を減らした女性医師もそれぞれ2割前後。全業種を対象にした厚生労働省の2007(平成19)年の調査では、出産した女性の90%が育休を取っており、医療界の対応の遅れが著しい。

厳しい現状

女性医師の割合は増加

対策や支援策も

医師不足の原因

新臨床研修制度の導入

新卒研修医が原則自由に研修先を選べるようになり、都市部の一般病院を選ぶケースが増加。この結果、大学病院が人手不足に陥り、それを補うために地方の病院から医師を引き上げたことで地方の医師不足が加速した面があるという。2004(平成16)年から導入。

訴訟リスクの増加

2004年の医療訴訟の提訴件数は計1140件で、1997年に比べてほぼ倍増。産科が最も多く、医師が産科を敬遠する理由の一つとなっているという。

政府の対応 

首相官邸ホームページが2008(平成20)年7月29日にとりまとめた「社会保障の機能強化のための緊急対策〜5つの安心プラン〜」(PDFファイル)では、医師不足対策として、夜間・休日の救急医療や産科・小児科、へき地勤務の医師の手当などに財政的支援を行うことを明記した。
また、医師養成数を抑制していたこれまでの方針を改め、必要な医師が確保できるよう、新たな医師養成のあり方について2008(平成20)年度中に結論を出すとした。医師の養成は、同年6月27日に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2008」(PDFファイル)で、「早急に過去最大程度まで増員するとともに、さらに今後の必要な医師養成について検討する」との方針が明記された。

政府の会議の経過や方針

関連法令

医師法(昭和23年法律第201号) 〔改正履歴〕 - 第三章の二に臨床研修。法なび法令検索

外国人医師の導入に付いて

国内の人材不足を補う為に、海外から医師調達が試みられている。しかし語学や異文化的な感覚などが、外国人医師と患者の意思疎通を阻んでおり、新たな問題となっている。

地方大学医学部・医科大学出身医師の地元就労問題

関連トピックス

▲関連情報の先頭へ


iPhoneでもYahoo!ニュース
Android版トピックスアプリ登場

「医師不足」についてのつぶやき

つぶやきをすべて見る(外部サイト)