少子化

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2010年の合計特殊出生率は1.39で、前年の1.37から上昇。30代後半の団塊ジュニアを中心に、出生数が増加傾向。[関連情報]

ニュース

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現状

世帯人数別世帯数推移
世帯人数別世帯数推移
総務省が発表した2011年4月1日現在の15歳未満の子どもの数は2010年より9万人少ない1693万人で、30年連続の減少。世界最低水準の状況が続いている。

総務省の発表

新成人人口推移(万人)
新成人人口推移(万人)

合計特殊出生率

合計特殊出産率(人)
合計特殊出産率(人)
2010年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値)は1.39で、前年の1.37を上回った。これまでの最低は2005年の1.26。

子ども・子育て白書(旧少子化社会白書)

内閣府の平成23年版 子ども・子育て白書によると、合計特殊出生率は2055(平成67)年には1.26になると仮定。総人口は、2055年には8,993万人になることが見込まれている。

解説

少子化に関する調査結果

国の取り組み

  • 少子化施策利用者意向調査の構築に向けた調査 - 目指すべき社会の姿の達成度、国の取組への評価、要望等。内閣府
  • 次世代育成支援対策(全般) - 次世代育成支援に興味・関心がある方向け対策レポート等。厚生労働省
    • これまでの少子化対策
    • 今般の次世代育成支援の展開
    • 少子化社会対策の推進
    • 子ども・子育て応援プランの策定
    • 少子化への対応を推進する国民会議の取組
    • 各種報告・提言・調査研究等
    • 地方自治体における体制整備
年 号概 要
1990年合計特殊出生率が過去最低の1・57となり政府が少子化対策に乗り出す
1994年保育サービスの充実を盛り込んだ「エンゼルプラン」を制定(1999年まで)
1999年エンゼルプランを見直し、保育サービス関係だけでなく雇用、母子保健、
相談、教育等の事業も加わった「新エンゼルプラン」策定(2004年まで推進)
2003年地方自治体や事業主に次世代育成支援のための行動計画策定を
義務付ける「次世代育成支援対策推進法」制定。2005年施行。
同年議員立法により「少子化社会対策基本法」成立
2004年子ども・子育て応援プラン(2009年まで)
2005年合計特殊出生率が1.26に
2006年児童手当充実などの支援策を盛り込んだ「新しい少子化対策」決定
2007年仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章および行動指針
参照:厚生労働省、表中リンク:Wikipedia

マタニティマーク

厚生労働省では、「新しい少子化対策」(PDFファイル)として、社会全体で子どもや生命を大切にする運動の一環として、「マタニティーマークの広報・普及」を進めている。

地方公共団体の少子化対策の取り組み

少子化社会対策基本法

2003(平成15)年に成立した少子化社会対策基本法(平成15年法律第133号)は、その前文で「我が国における急速な少子化の進展は、我が国の人口構造にひずみを生じさせ、深刻かつ多大な影響をもたらす。我らは、紛れもなく、有史以来の未曾有の事態に直面している。」と指摘し、国・地方公共団体・事業主・国民それぞれが責務を負うことを規定、また、国の基本的施策・少子化社会対策会議の設置などを定めている。

妊娠から出産前後でかかる主な費用

項 目金額(合計額)補 足
出産費用全体50万〜出産一時金やお祝い金でほとんどカバーできる場合も多い
検診費用7万〜15万特殊な検査を受ける場合は、別途費用がかかる
入院・分娩費用32万〜40万円程度病院が個室だとベット代で費用がかさむ
マタニティ用品2万〜5万円程度下着やマタニティウェアなど、費用は個人差がある
ベビー用品5万円〜10万円程度リサイクル品を活用すれば抑えることができる
引用:All About

出産・育児の助成金について

出産育児一時金

医療保険制度(健康保険や国民健康保険など)における出産育児一時金は、2009(平成21)年10月からは額を4万円引き上げ、原則42万円。ただし、「産科医療補償制度」に加入している病院などで分娩した等の場合に限る。それ以外の場合は、35万円から4万円引き上げた額となる39万円となる。なお、この制度は緊急少子化対策における暫定措置とし、2009年10月〜2011(平成23)年3月までの期間。
対象者
健康保険に加入し、保険料を支払っている人。
給付時期
手続き完了後、その場で現金で支給される場合もあるが、多くは2週間から2ヶ月後、指定の口座に振込まれる(手続きを忘れた場合でも、出産の2年以内につき請求が可能)。

傷病手当金

職場の健康保険に加入していれば、妊娠中に切迫早産や切迫流産、妊娠悪阻、妊娠高血圧症などによる入院や、医師に安静にするよう言われて職場を離れたら、傷病手当金の支給対象になる(自宅療養の場合は、医師の診断書が必要)。

児童手当とは

支給対象は、「児童を養育している人」。児童手当を受けるには3つの条件が付き、第一子と第二子は5千円、第三子は1万円が支給される。

未婚化・晩婚化との関連は

抜 粋ソース発言者
公的な社会保障制度の充実は必然的に少子化をもたらすこととなる。なぜなら、社会保障制度が充実すれば、ライフサイクルにおいて直面する様々なリスクを国家が引き受けてくれるため、あえて結婚する必要がなくなるし、コストがかかる子どもも不要になるからである。WEDGE「社会保障制度の充実が少子化を招いた島澤 諭氏(総合研究開発機構主任研究員)
婚外出生率が極端に低い日本では、出生率の低下の多くは婚姻率の低下によって引き起こされる。したがって「少子化の原因は何か」という問は、「なぜ日本人は結婚しなくなったのか」を問うことでもある。SYNODOS JOURNAL「結婚市場の失敗筒井淳也氏(立命館大学産業社会学部准教授)
現状は結婚の「効用」よりも「コスト」が重く意識されており、結婚の魅力が低く評価され、人々の結婚への意欲は減退(統計より)。今後、男女共に急速な非婚化が見込まれ、少子化と人口減少・高齢化が加速するとともに、子供や家族をもたない人々が増える見通し。毎日新聞「少子化対策PT:第1回詳報金子隆一氏(国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部長)
結婚後の共働き環境を整えることでの効果は限定的。有効な対策としては1.とにかく、男女の交際率を上げること、2.結婚後、男性の収入が高くなくても子どもが育てられる環境を整えること。明治安田生活福祉研究所(PDFファイル)山田昌弘氏(中央大学文学部教授)

少子化の都市への影響

少子化によって人口が減少していくと、数十年後には1950〜60年代の人口数まで減ると予想される。そうなると、東京などの都市圏の住宅配置も、1950〜60年代のモデルに戻ると予想できる。
All About「マンション購入」ガイド記事「少子高齢化で変わる住宅地図」(2011年6月24日)

世界の少子化対策や育児制度

意識調査

関連トピックス

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