気象庁の開花予想は2009年で終了
- 気象庁は、2009年12月25日、近年、全国を対象とした当庁と同等の情報提供が民間気象事業者から行われていることを理由に、これまで行ってきた応用気象情報としてのさくらの開花予想の発表について、2010年春から行わないことを発表した(気象庁の報道発表)。
2011年のお花見
| 日本三大桜を愛でる |
| 花見といえば桜の下での宴会を連想しがちだが、孤高の銘木をじっくり鑑賞するのもいい。日本三大桜(三春滝桜、山高神代桜、根尾谷淡墨桜)は、樹齢1,000年以上の銘木として名高い |
| 三春滝桜 | 福島 | 樹齢1,000年を超す紅枝垂れ桜の古木で、満開の桜が流れ落ちる滝のように見えることに由来。この巨木が立つ三春町は、福島県の中央部中通りにある。小さな丘の途中に1本だけ立つ、枝垂れ桜のたたずまいが印象的 |
| 根尾谷淡墨桜 | 岐阜 | 樹齢1,500余年、岐阜県本巣市にある彼岸桜の古木。花の色は、うす桃色のつぼみが満開になるにつれて白に変わり、ピークを迎えた後は「淡墨」という名前の由来でもある淡い墨色に変化していく。東西・南北に20メートル以上も枝を伸ばす巨木 |
| 山高神代桜 | 山梨 | 樹齢2,000年と日本最古の桜といわれている、山梨県北杜市にある神代桜。江戸彼岸と呼ばれる種類の桜で背は低いものの、中央の太い幹と桜の花との組み合わせが独特の雰囲気を醸し出している |
| 千本桜の並木名所 |
| 空を覆い隠し、地に届かんばかりの桜並木は下を歩いてもよし、外から眺めてもよし。風とともに舞い落ちる桜吹雪を浴びるのも、また一興 |
| 夜の森桜並木 | 福島 | 福島県富岡町夜の森地区では、2.5キロメートルにわたる桜並木と夜の森公園の桜を合わせ、2,000本以上の桜が咲き乱れる。夜間、桜並木はライトアップされ、歩みを進めるほど幻想的な光景に目を奪われる |
| 権現堂桜堤 | 埼玉 | 中川の堤防に長く延びる桜並木とともに、菜の花の鮮やかな黄色と桜の薄桃色の対比が見られる |
| 東京桜探訪 |
 | | 上野恩賜公園 | ビルの街東京も意外と緑は多く、春を迎えるころには各地で桜が花開き、街全体を紅色に染め上げていく |
| 増上寺しだれ桜 | 港区 | 東京タワーにかかるかのようなしだれ桜が見られる増上寺。都内にいることを忘れてしまう広い空間が広がる境内から、極上の眺めを楽しむことができる |
| 東京の奥座敷青梅 | 青梅市 | 青梅は梅だけでなく、桜の名所でもある。気温が少し低く、ソメイヨシノではなくシダレサクラであるため、都心部よりもやや遅れて咲く。見ごろは例年4月上旬 |
| 皇居のお濠端 | 千代田区 | 大手門の近くにしだれ桜の木が点在している。桜並木と呼ばれるほど桜の木が密集している訳ではないが、背景にお濠と大手門が加わると、とても絵になる風景となる |
| 桜前線を追いかけ北へ |
| 春の遅い東北では4月中旬から下旬にかけて見ごろを迎える。さらに北海道では5月下旬まで桜を楽しめる |
| 陸奥の小京都、角館の桜 | 秋田 | 京都を思わせる、町並みをしだれ桜が彩る角館の武家屋敷通り。檜木内川まで足を延ばせば、川岸に全長2キロメートルの桜並木が続く |
| 桜の里、松前町 | 北海道 | 北海道の最南端に位置し、一番最初に春が訪れる松前は、早咲きの4月下旬から遅咲きの5月下旬まで、約250種類、1万本以上の多彩な桜を楽しめる |
| 参照:All About |
「宴会」としての花見
花を見ることもさることながら、花見は会社や大学の仲間同士でお酒を飲みながら親睦を深める側面もある。
| 桜の語源 | 「さ」穀霊(田んぼの神様)を表し、「くら」神様や霊などが宿る場を指し、その両方を合せたものと言われている。 |
| 品種・生理・生態編 | 国の天然記念物に指定されているものは、ほとんどが「ヤマザクラ」、「エドヒガン」で、樹齢としては、山梨県の「山高神代桜」で1800年、岐阜県の「根尾谷淡墨サクラ」は1500年、静岡県の「狩谷の下馬桜」は800年。東京で栽培した場合、寒桜や河津桜は3月上旬には咲き(早咲き)。一方、奈良の八重桜や菊咲き系のヒヨドリ桜、兼六園菊桜は4月下旬から5月上旬に咲く(遅咲き)。また同じ品種でも年により温度差があると蕾がほころぶのが遅い時や早い時がある。 |
| 風情ある花見の仕方 | サクラの見方の多様性、桜の咲き方、散り方の違いを楽しむ。散った後のサクラ、川に浮かぶ花びら、池の水に浮かぶ花びら、地面を埋めた花びらなど、落花のサクラをいろんな形で楽しむのも花見のひとつといえる。 |
| 漢方としての効果 | 桜の外樹皮は、プロチンと呼ばれる成分が含まれており、咳を鎮め、痰を除く。また、樹皮を煎じて飲めば悪性の腫れ物を抑える効果も。 |
| 日本花の会 |