いじめ

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近年悪質化し、いじめた側が逮捕されるケースが増加。携帯電話やメールを使ったいじめも急増している。[関連情報]

ニュース

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いじめ問題

文部科学省では各都道府県の教育委員会を通じて「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」を毎年実施している。同調査にあたり、いじめの定義として「当該児童生徒が一定の人間関係のあるものから心理的・物理的攻撃を受けることにより精神的苦痛を感じているもの」(kotobank)とし、学校内外を問わないとしている。
いじめの問題の解決のため、各種の施策を総合的に進め、各学校から個別に上げられた事例を調査・分析を行い現状および新たな問題等について協議を行う。
具体的な教育現場への指導・監督としては、「いじめの問題の取り組みの徹底に関する指針について」として通達を行い。家庭・地域社会、学校、教育委員会、国の具体的な取組について総合的な提言をし、一体となってこどもの健やかな成長を見守る。
また、いじめ問題が人権侵害として扱われる場合もある。法務省によると、自称(本人からの自己申告)や実態だけに囚われず、法律に則って事実を認定した上で、法的評価を行う。
学校全体でいじめの問題に対応することが前程となっていることから、いじめ根絶のために管理者を監督し、反省を促したり是正措置を講ずる。重大な過失が認められた場合には刑事訴訟法への告発も視野にいれることとなる。
  • 人権についての詳細は関連トピック「人権」参照。

職場いじめ

いじめは子供たちの世界だけではなく、大人の世界である職場でも存在する。近年、職場いじめ・パワーハラスメントに関する相談件数が、増加している。(参考:職場いじめ・パワハラ撃退術

いじめの早期発見・早期対応を図るための日常的な取組

  1. いじめ問題への組織的な取組の充実 
  2. 相談体制の充実
  3. 児童生徒の状況をきめ細かく把握し、情報を共有するための取組
  4. いじめの早期発見に向けた児童生徒・保護者へのアンケート調査の工夫
  5. いじめを生まないよりよい集団づくり
  6. 児童生徒の自主的な活動による問題解決
  7. 日頃からの関係機関等との連携
  8. 対応マニュアルの策定
いじめ問題に関する取組事例集 - 文部科学省・国立教育政策研究所

学校と地域一体となっての取組

調査

相談窓口

全国統一の電話番号で「24時間いじめ相談ダイヤル0570-0-78310(なやみ言おう)」を開設。この電話番号にかけると原則として電話をかけた所在地の都道府県等教育委員会の相談機関に接続される。2011年2月7日現在、60都道府県・指定都市において24時間体制を整備。

ネット上のいじめ問題

「スクールカースト」の存在

いじめの背景として、学校の生徒集団で自然発生的に生じる一種の階級制度「スクールカースト」が指摘されている。生徒間での人気を基準としてグループ間交流が分断される。転校などによって環境を変えない限り、容易に「階級」を移動できなくなるため、インドのカースト制度になぞらえてこう呼ばれる。この「スクールカースト」が下位層の人間ほどいじめにさらされることが多い。

諸外国のいじめ問題

  • 解答編世界のいじめ事情 - アメリカでも似たような問題はあるが、子供同士の喧嘩や暴力がほとんどで、いじめによる自殺は日本と比べて少ない。いじめ農場物語
  • 諸外国とのいじめの比較 - 日本:教室/同級生/心理的。欧米:校庭/異年齢/暴力的。奈良教育大学 教育実践総合センター
  • 海外のいじめ対策 - イギリス、アメリカ、スウェーデンの対策例。いじめ撲滅ネットワーク

自殺に追い込まれる児童・生徒も

いじめの辛さから、小学生までもが自ら命を絶つケースも。自殺にまで追い込まれる前に、防ぐことはできないのか。

識者の意見

著 者本文より引用引用元
香山リカ氏
(精神科医)
1:マスコミが大きく、しかも自殺の方法まで報道することによって、死ぬ方法や「私も死ねばこんなに大きく扱ってもらえるんだ」と想像してしまう。2:“死”に対するイメージの幼稚化。「自分が死んで、いじめっ子が後悔して泣いている姿を見たかった」とか「化けて出ようと思った」。インタビュー〜子ども・親・先生の心理を読む
宋文洲氏
(ソフトブレーン
マネージメント・アドバイザー)
自殺の悲劇を無くしていくには、自殺に追い込む日本の「空気」というものに目を向けてほしいと思う。いじめが自殺につながる日本の「空気」
赤沼侃史氏
(心療内科医師)
清輝君が自分の苦しみを全て吐き出せるような親の対応が有れば、清輝君はきっと死を選ばなかったと思います。私が心を鬼にしてあえて言いたいことは、”いくら友達や、先生が、自分の子供を虐めても、親がしっかりと子供を自分の家の中に保護して、守ってやれば、子供は決して自殺はしないだろう”。子どもの心研究所

報道を指摘する声

本文より引用記事タイトル・掲載元
「生徒の自殺が教師の処分や昇進に影響することは少ない。イジメで自殺したとなれば変わってくる。その原因はマスコミ報道」「イジメで自殺、はマスコミにやられる」これが教師の「隠蔽体質」を生んだ
J-CASTニュース(2006年10月18日)
精神科医の和田秀樹氏「思春期の青少年の心はうつろいやすく、ふと死にたくなることはよくあること。死にたいと思っても、翌日友だちに野球に誘われたり話しかけられたりしたら、すぐに忘れてしまう。ところが、たまたま死にたいと思ったときにこういった自殺報道に触れると、その報道は決行を促す強いメッセージになる」マスコミが自殺の方法教え、自殺者を増やしていると精神科医
NEWSポストセブン(2010年12月7日)
青少年に対する影響は大きいとわかっている以上、私たちは未成年の自殺報道を控えるべきなのか。しかし、群馬県桐生市の小6自殺のようなケースに遭遇すると、記者には伝えなければという使命感がわきあがる。いじめ自殺を断ち切るためにメディアはどうすべきか。自殺を誘発しない自殺報道とは
朝日新聞「WEBRONZA+」(2010年12月7日)

いじめをなくすことは不可能なのか

本文より引用記事タイトル・掲載元
いじめをなくすには「正義感」をなくすこと。でも「正義感」がなくなったら、この世は無秩序。この矛盾、とっても難しい。正義の味方〜なぜイジメはなくならないのか?〜
塾講師☆ブログ〜The きゃっする of 教育〜
「イジメ」が無くなることはないと思う。子供からいたずらやケンカを取り上げたら、社会の規範のみを意識した面白みのない子供しか育たない。子供達はお互いに対立したり、協調したりするなかで育つものだと思うからである。No68.いじめに負けない育て方を
ふじしま経営サポート
さまざまな意見いじめがなくなることはない
読売新聞「発言小町」
さまざまな意見いじめゼロより、いじめで自殺しない・させない方法ってないかな?
Togetter

いじめに対する親の姿勢

いじめに対するマニュアルはないものの、親として心がけてほしいこと5つ、「内容を整理しながら、じっくりと話を聞く」「子どもの安全が最優先と考えること」「学校や地域で味方を見つける」「味方がいなくても1人で悩まない」「継続して見守っていく」がある。(「子どもをいじめから守る5つのヒント」All About(2006年11月4日))

実際に子供がいじめに遭ったら

いじめの防止措置を求めるにあたっては、将来、加害生徒から報復が行なわれる可能性も視野に入れて、万全の体制を敷く必要がある。学校と十分に協議することが必要。
All About「留学・インターンシップ」ガイド記事「息子が学校でいじめに遭っています」(2008年2月29日)

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