成人年齢の引き下げ

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民法で20歳と定められている成人年齢を18歳に引き下げることの是非が法制審議会で検討されている。[関連情報]

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引き下げ論議の背景

憲法改正の手続きを定めた国民投票法で投票年齢を18歳以上にしたことに伴い、成人年齢や選挙権も18歳以上にする方向で検討する方向に。

憲法改正国民投票法の施行

2010年5月18日に憲法改正国民投票法が施行。同法の付則には民法の成人年齢や選挙権年齢の引き下げを施行までに検討することが盛り込まれつつも、議論が進んでいない。

影響

民主党の政策集に明記

民主党政策集INDEX2009「法務」の「成年年齢の18歳への引き下げ」では引き下げを実現することを明記している。

民法の成年年齢、少年法の成人年齢を20歳から18歳に引き下げるとともに、その他の分野の法律・制度についても新たに18歳以上20歳未満の者を成年者として取り扱うために必要な法制上の検討・整備を進めます。
2007年に成立した憲法改正国民投票法で投票権年齢が18歳と定められたことに伴い、同法附則で国は公職選挙法の選挙権年齢の18歳への引き下げ(選挙権年齢の引き下げ)、民法の成年年齢の18歳への引き下げ、その他の関係法令について検討し同法が施行される2010年までに必要な法制上の措置を講じることが定められています。

アンケート・意識調査

内閣府が2008(平成20)年9月に発表した「民法の成年年齢に関する世論調査」によると、成年年齢の引き下げに関する認知度などについて、「議論を聞いたことがある」とする人の割合は82.8%にのぼった。

日本の民法の規定

年齢二十歳をもって、成年とする。(民法 第4条)
未成年者は制限行為能力者であり、一定の法律行為を取り消せるなど、法で保護されている。

世界の成人年齢

世界の主流は18歳成人

世界の半分以上の国は18歳を成人と定めている。さらに18歳未満の国は発展途上国に多い。高等教育が普及しておらず、就業年齢が若いことが一因。
主要国の成人年齢一覧
国 名年 齢国 名年 齢
日本20アルゼンチン21
エジプト21シンガポール21
アメリカ州ごとトルコ18
イギリス18ドイツ18
イタリア18フランス18
オーストラリア18ブラジル18
ベルギー18ロシア18
スイス18メキシコ18
中国18ネパール16
キルギスタン16プエルトリコ14
世界の成人年齢、各国の事情とは - All About (2008年2月29日)

成人年齢を引き下げたヨーロッパ諸国の経緯

ヨーロッパの主要国であるイギリス、ドイツは、1960年代〜70年代にかけて成人年齢を3歳引き下げ、18歳とした。当時盛んであった学生運動を鎮める手段として、学生に選挙権を付与。その流れを受けて、成人年齢そのものも18歳に引き下げられた。
All About 「世界の成人年齢、各国の事情とは」(2008年2月29日)

解説

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